湯シャンを始めて4年以上が経過しました。
その間、日本で働くこともありましたし、ヨーロッパを旅することもありました。
旅の途中で仲良くなったイタリア人の女性に「におい嗅がせて!」と興味津々で言われ、恥ずかしいと思いつつも嗅いでもらったこともあります。
「うん、臭くない」と言われたときは心底ホッとしました(笑)。正直、不安もありますので。
だって、くさいと言われたことがないわけではないのですから。
湯シャン開始当初、母に言われました。
「やっぱりシャンプーはした方がいいよ」
やっぱり臭うのかと思って聞いてみると、やはり臭うのだそう。
このときはシャンプーしました(笑)。実は、髪が半乾きのときと、ドライヤーをあてているときは自分でも気になっていたのです。その後、2日に一回シャンプーに切り替えました。
当時使っていたのはこれです。柑橘とハーブのなんとも言えない高級感のある香り。100%天然由来の成分っていうのにびっくりです。最近、ヘアケアに敏感になり始めた父が無断で使ったらしく、「いいにおい~」と感動していました。
コンディショナーなしでもOKとの触れ込みですが、実際サラサラになります。
使い始めたきっかけは母の友人。定期購入していたのを一本、母に譲ってくれました。それをさらに母にすすめられて使ってみると、香りのとりこに。
特別な人と会う前なんかに使っていました。コンディショナーいらずなので、ロングヘアの私にはかなりの時短になりました。
でも、海外にでたとき、また完全湯シャンに。そうしているうちに、どんどん頭皮の臭いが無くなっていき、人からも「まったくの無臭」と言われるようになりました。
最初だけ挫折しかけましたが、今は無難に湯シャン生活を続けて来られたと思います。
湯シャンをしていていいことづくめなのですが、同時に、それまで当たり前に使っていたはずのものに対して嫌悪感を抱くようになりました。
自分でも驚いています。
私が苦手になったもの、それは
化学香料全般
具体的に言うと
- 一部のシャンプー 特に椿の香りのものが苦手です。
- ハンドソープ 特に実家で使っているフルーツの香りのが苦手で、すすいでもとれないので食事前は絶対に使いません。
- 香り付きのトイレットペーパー トイレに入ってこのにおいを嗅ぐと気分が悪くなります。
- 芳香剤 トイレ用のラベンダーの香りとかが特に苦手です。
- 洗濯洗剤 洗濯後の衣類に残り香があると気分が悪くなります。
どれも湯シャンを始めるまでは普通に自分の肌や衣類に使っていたものです。
これほど生活に浸透していたものを受け付けなくなるなんて、不思議な気分でもあります。
本物の椿の花や、ラベンダーの花の香りを嗅いだとき、すごくいい香りで衝撃を受けました。
「本物」と「まがい物」の差ですね。
体に悪いものに対して敏感になった。それは同時に喜ばしいことでもあります。
食べ物では、加工肉のにおいが苦手になってきています。ハムやソーセージ、ハンバーグや成形肉のステーキなどです。
加工品を避けようと思うと、少しずつ体が受け付けなくなってくるんですね。
私も30代。自分の体にいいものを見極めつつも、無理のない範囲で健康的な生活を送っていきたいと思います。
たまに、kurokamiのあの香りが恋しくなったり。自然由来の香りだから嫌な感じがしないんでしょうか。思い出したのでまたちょっと使ってみようと思います。
コメント