糸ようじをやめた理由

糸ようじは、80年代に小林製薬が他社に先駆けて発売した新しいタイプのデンタルフロスですよね。糸ようじ発売後、類似品が各社から発売されました。

デンタルフロス自体は昭和の頃からありました。我が家の洗面台にも一応ありました。

しかし当時は歯周病の恐ろしさがあまり認識されていなかったこと、年を取ったら自然と歯は抜けて入れ歯を入れるものだと思う人が多かったため、普及するに至りませんでした。

欧米ではすでに主流でしたが、爪楊枝に慣れている日本人には使いにくいと思われてしまったのではないかと思います。

そんな中、さすがの小林製薬が「糸ようじ」という至って分かりやすいネーミングを付け、瞬く間に世間に普及し始めました。つまようじを使っていた人にも用途が分かりやすく、また日本語なので本当にフロスが必要な世代に訴求力がありました。

事実、私も糸ようじの愛用者でした。人から勧められて使い始めたのですが、使いやすくてフロス初心者にはいいアイテムだったと思います。

ですが、数年前から使うのをやめてしまいました。今後も使わないと思います。

その理由をお話します。

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私が「糸ようじ」を使わなくなった理由

  • 糸が短く同じ箇所を何度も使うので不衛生的
  • 細かい動きが苦手
  • ゴミが増える
  • 経済的でない
  • かさばる
  • 詰め物がある場合に引っかかりやすい

それぞれ解説します。

糸が短く同じ箇所を何度も使うので不衛生的

糸ようじのフロス部分の長さって、2㎝くらいですよね。たった2㎝を全ての歯間に使うのって、よく考えたらう~ん、あんまり清潔な気がしないです。一回一回洗って使っていたのですが、最後の方は糸が擦り切れて細くなっています。

人が使うのを観察してみたら、一回ごとにティッシュペーパーで拭き取ってはまた当てていいました。どう考えても清潔とは言い難い・・・。

フロスを使う時って、15㎝ほど出して指に巻き、歯間に当てていきます。別の歯に当てる時は、その都度未使用箇所を使います。

これに慣れると余計、糸ようじには戻れなくなりました。フロスを使い始めの頃は、難しい奥歯は糸ようじを使っていたんですが。

細かい動きが苦手

フロスを使い始めの頃、奥歯にだけ糸ようじを使っていたと書きましたが、よくよく考えると、あの弓なりの部分が邪魔で上手く汚れが取れないことがありました。フロスも指が邪魔ってときがあるんですが、体の一部なのですぐに慣れます。

ゴミが増える

ゼロウェイストを目指す自分としては、毎日小さくもプラゴミが出ることに罪悪感がありました。フロスのケースもプラゴミになりますが、長く使えるタイプのものを買っておけば長期的にはゴミの量を減らすことができます。

経済的でない

糸ようじのお徳用120本入りがAmazonで1187円。この場合、フロス部分の長さで言うなら合計で2~3mです。

ロール式のフロスなら50m入って数百円。1回当たり40㎝使ったとしても125回使えます。フロス部分の長さだけで見ると、糸ようじはかなり割高であることが分かります。

もちろん、ようじ部分もこの商品の売りなので、単純にフロスの長さだけでは計れない良さがあるわけですが。

今Amazonで見たら、50mで520円。安いな・・・。

かさばる

個人的にはこれもネックです。糸ようじもひとつひとつのサイズはコンパクトですが、120本ともなるとまあまあのカサになりますし、バラつかないように容器に入れて持ち運ばなければなりません。

年間9ヶ月旅をしているので、最低でも270本か・・・5パックも持っていくのはさすがにジャマくさいし、足りなくなったときに海外で代替品を見つけるのが困難です。

デンタルフロスならひとつ持っていけば安心だし、無くなってもどこでも買い足せます。

詰め物がある場合に引っかかりやすい

私は歯の治療を何度か受けているため、詰め物が数ヶ所あります。フロスを使う時は歯茎まで通したあとに、再び歯間を通らず、横からすぅっと引き抜くことができます。

糸ようじは必ずもう一度歯間を通さなければなりません。

ここで引っかかって詰め物が外れたり、糸が切れて歯間に残ったりということが頻発したため、完全に糸ようじはやめました。

ちなみにフロスが引っかかったり切れたりするのは虫歯や詰め物が合っていないことが原因と考えられます。早めに歯医者さんで診察を受けましょう。

以上が私が糸ようじをやめた理由です。使いやすいのであれば糸ようじや類似の商品でもいいと思いますが、慣れた今となってはフロスの方が使いやすく快適です。

デンタルフロスならどのタイプがおすすめ?

フロスにはワックスつきとワックスなしの2タイプがあります。

ワックスタイプ

滑りがいいのでフロス初心者にも使いやすいです。ただ、水や唾液で濡れるとぬるぬるして指がすべります。つまり、濡れた手や湿度の高いお風呂場では使えないということです。

ワックス無し(アンワックス)

汚れがしっかり落ちるということで、新たに使い始めました。滑りにくい分、慣れるまでは使いづらいです。 虫歯や詰め物に引っかかりやすいのは、短所でもありますが、治療箇所を見つけやすい分、長所とも言えます。

ワックスありに慣れていた頃は、ワックス無しが使いにくく感じました。

奥歯には使い慣れたワックスタイプ、フロスをかけやすい前歯にはワックス無しと使い分けていたのですが、ワックス無しに慣れると今度はワックスタイプがとても使いにくく感じます。

また、日本でしか見たことがありませんが、スポンジタイプというのも販売されていますね。水を含むと3~4倍に膨らむので、汚れをしっかり絡め取れるのですが、こちらも濡れた手では使えません。歯間に通す前に膨らんでしまい、そもそも使えなくなる・・・。ということが何度もあったので、今はワックス無しだけを愛用しています。

最初からワックス無しを使っておけば良かったなとも思いましたが、どれも長期間使った結果なので、違いがはっきり分かって良かったです。

糸ようじは最初は使いやすいと思いましたし、ワックスタイプのデンタルフロスもそれなりに気に入っていました。人によって使いやすいものを選ぶのが、より確実に歯垢を落とす方法だと思います。

皆さん、歯をお大事に。

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