人気の観光地カンボジア。特に人気のシェムリアップへの直行便はありませんが、首都であるプノンペン空港にはANAの直行便が就航しています。
さて、プノンペン空港に着いたら早速市内へ向かうことになるのですが、その方法をまとめてみました。
プノンペン空港ー市内間行き方
行き方には以下の選択肢があります。
- タクシー
- トゥクトゥク
- 電車
- バス
- 配車アプリ
- 宿のピックアップ
- バイクタクシー
早く快適に行きたい派はタクシー
もちろん早く行くならタクシーですね。エアコンのきいた車内で目的地まで送り届けてくれます。
唯一のデメリットは料金が高いことですね。とは言え、距離にもよりますが市内なら10ドル程度で行ってくれますので、日本人の感覚からしたら安いのではないかと思います。
東南アジアが初なら、異国情緒を楽しめるトゥクトゥク
日本ではできない体験をしたいならトゥクトゥクがおすすめ。初めてのトゥクトゥクで、「東南アジアに来た!」と気持ちが盛り上がること間違いなし。
小回りがきくので、時間帯によってはタクシーより早いかもしれません。ただし、砂ぼこりを浴びる可能性が高いのと、事前交渉が必要な場合があります。ボッタクリも多いので、自分の中で上限額を決めるといいです。7ドルくらいを上限に、あとは遊び感覚で交渉すると楽しいかも!
幹線道路を避けてのどかな風景を見たいなら電車
空港からプノンペン駅までの直行路線が開通したのが2018年。まだまだ新しい電車で旅情を楽しむのもありかもしれません。
料金は2019年5月時点で2.5ドル。
1時間15分に1本と本数が少ないので、場合によってはかなり時間がかかる移動方法になります。
乗車する場合は、空港の敷地外、幹線道路沿いにあるウェイティングルームで待ちます。
とにかく安く行きたい派なら断然バス
バスは約20分に1本で運行。待ち時間もそれほどなく、人気のエリアを通過するので安さと利便性のある移動方法と言えます。
クーラーのきいたキレイな車内で移動できますので、快適性も問題ないです。
運賃は1500リエル(約40円。2019年5月現在)と爆安!ただし、おつりは出ませんので、空港でリエルに両替して、細かいお金を用意しておく必要があります。
現在8路線が運行しており、距離は関係なく、1回乗る毎に1500リエル支払います。
空港から乗る場合、空港前の幹線道路から03番に乗ればOK。日本と中国が車両を寄付していますので、青だったり茶色だったりしますが、どちらでも同じルートです。03と書いてあるバスの路線図の看板前で待ちます。
配車アプリ
プノンペンでメジャーなのはGrab とPassAppです。基本的にはトゥクトゥクに乗ることになります。同じトゥクトゥクですが、ピックアップに来てくれますので安心。ボッタクリもないので、面倒な交渉なしでトゥクトゥクに乗りたい方にはおすすめです。
宿のピックアップ
宿泊特典に空港やバスターミナルへのピックアップを提示している宿を予約すれば、無料でホテルまで行けます。名前を書いた紙を持って出口で待っていてくれるので安心かつ早いです。こちらが道案内をしなくてもいいので気楽です。
シェムリアップに宿泊したとき、1泊わずか7ドルにも関わらずピックアップ特典のあった宿がありました(2泊以上予約が条件)。普通にトゥクトゥクにのったら6~8ドルは取られていたはずなので、1泊分ですね。特に、宿が幹線道路から離れている場合やマイナーなエリアにある場合にはおすすめです。
アジアで宿を予約するならAgodaが最安です。
バイクタクシー
交渉次第でかなり安く、早く行けます。ただ、安全面で不安があります。事故でも起こしたら取り返しがつきませんし、女性はドライバーとの距離が近いため、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。
スーツケースを抱えて乗るのも危険ですので、ご参考程度にお考えください。
まとめ
市内まで行く方法7つをご紹介しました。
安い順なら
- 宿のピックアップ:無料(ただし宿泊費が高額な可能性あり)
- バス:1500リエル
- 電車
- バイクタクシー
- Grab または PassAppなどの配車アプリ
- トゥクトゥク
- タクシー
安全性と快適性を求めるなら
- タクシー
- 宿のピックアップ
- 配車アプリ
- トゥクトゥク
- バス(乗り心地だけなら2位ですが、停留所からは徒歩になるため)
- 電車
- バイクタクシー
以上の順でおすすめです。個人的には安くて便利なバスを押したいところですが、荷物を持って炎天下を歩くこともありますので、一般的な意見に合わせてこの順位としました。
カンボジアは小さなローカルマーケットでも米ドルでの支払いができます。スタバ風のカフェもお手頃価格で楽しめますし、英語も通じますので、ビギナーさんでも旅はしやすい環境です。
旅の最初にイヤな思いをしないよう、スムーズな移動ができるといいですね。
それでは、旅を楽しんでください!
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