食事制限があっても問題なし!旅館の食事は予約時にリクエスト!

旅の話
Breakfast Fruits

アレルギーやベジタリアン、ヴィーガンに対する理解が深まりそうで深まらない今日この頃。

私自身はベジタリアンではありませんが、リゾバでたくさんのホテルや旅館で働き、食に制限をお持ちの方ともたくさん関わってきました。

そのとき私や料理人が思ったこと、どのような料理を提供したか、お客様にどのようなご感想を頂いたかを、少しお話します。

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食事に制限がある人が旅館・ホテルに泊まるときの食事

待ちに待った春、行楽シーズンがやってきましたね

ゴールデンウィークや夏休み長期休暇を利用して泊まりで旅行に行こうと考えている方も多いのではないでしょうか

旅館やホテルに泊まるとき、 宿選びで重要になるのは温泉などの施設はもちろん食事も重要項目の一つに入るんではないでしょうか(私は食いしん坊なので最重要事項です)

Japanese Ryokan

旅館でいただくお食事といえば

地元で獲れたお刺身に始まり、メインの肉料理なんかを思い浮かべる方が多いかと思います

そんな時ベジタリアンの方等はどうしているのでしょう

私自身は、食事制限はありません。アレルギーはありませんし、そのほかの制限も持っていません

現在の日本では、アレルギーに対する理解はわりと浸透しているように感じます。直接命に関わることですから当然です

ただ、ベジタリアンに対する理解がまだまだだなと感じます

私の伯父は宗教上の理由で精進料理のみを口にしています。彼の子供たちが保育園や学校に通うようになって、給食ではなく弁当を持参していたら、それを理由にいじめに遭いました

そんな感じで、アレルギーやベジタリアンといった食の制限に対する理解のなさが原因で、旅館に泊まるお客様たちには、食事のアレンジをリクエストしない方が多いです

遠慮したり、頼む前から諦めてしまうのだと思います

ですがあなたがもしそれなりの旅館やホテルに泊まろうと考えているのであれば、是非お料理に対するリクエストをしてみてください

多くの旅館でアレルギーやベジタリアンに対する特別料理を提供する準備があります

Cooking Vegan food

今まで10軒を超えるホテルや旅館で働いてきましたが、すべての施設で食事のアレンジは可能でした

公式サイトには掲載していませんが、リクエストに応じて肉や魚を使わない料理や、アレルギーの食材に代わる料理を、仕入れに応じて提供しています


アレルギーがある方への特別食

私が勤めていた旅館にご宿泊で 小麦粉と大豆アレルギーの方がいらっしゃいました

天ぷらの小麦粉の代わりに米粉を使い、大豆不使用の醤油で煮物を作りました。味噌汁の代わりにお吸い物(すまし汁)もご用意しました。

甲殻類アレルギーの方に対しては、揚げ油も変えて、海老天の代わりにとり天を提供していました

ベジタリアンやペスカトリアン向けの特別食

また別の旅館は、海外からのお客様がとても多かったです

私は主に、海外からのお客様を担当することが多かったので、ベジタリアンやペスカトリアン対応の食事を毎日アレンジする必要がありました

細かいリクエストには、板場の人と時間をかけて相談することもありました

精進料理を召し上がるシンガポールからのお客様への対応は、伯父一家を見てきた経験が役に立ちました。精進料理を食べる人は「ピュアベジタリアン」とも呼ばれ、ネギ類やニンニクも食べません

お魚のお刺身の代わりにたけのこの刺身、わかめ、刺身こんにゃく、湯葉などを使いました

鮎の塩焼きの代わりに野菜の煮物

牛しゃぶの代わりにきのこと根菜たっぷりのデトックス鍋や湯葉鍋

皆さんめちゃくちゃ美味しいって大喜びでした

Mushroom Bright future

食事に制限があるからと言って、美味しいものを我慢する必要はない。旅館での仕事を通して、色々な意味で明るい未来が見えました

自分は今、アレルギーも無く、肉も魚も食べるけど、いつか食べるのをやめたり食べられなくなったとき

ベジタリアンの友人知人が日本に遊びに来てくれるとき

知っているだけで違いますね

ホテルや旅館での特別食。リクエストの仕方と期限

Phonecall Reservation

特別食のリクエストは、予約時に担当者に伝えればOKです。エージェントやネット経由で申し込む場合は、備考(特別リクエスト)欄に記載しましょう。内容によっては後日、確認の電話があります。

7大アレルゲンとも呼ばれる小麦・卵・乳・えび・かに・そば・落花生といった特定原材料に対するアレルギーであれば、対応経験のあるホテル・旅館がほとんどです。

事前確認がなく、チェックイン時に詳細確認となるケースもあります。

備考記入欄がなければ、こちらから連絡した方が良いです。命に関わることですので、万全を期すべきです。

旅館・ホテルのロケーションにもよりますが、特別食のリクエストは前日までにしておかなくてはなりません。もちろん当日でも出来る限りは対応してくれます。ですが、仕入れ状況によっては満足度が低くなってしまいます。

私が勤めていたホテルの多くは、リクエスト対応は前日までの申し込みが必要でした。できれば3日はほしいところですが、前日であればなんとか発注が間に合います。

3日以上前にリクエストしておくと、きちんと準備された料理が楽しめますし、ベテランさんが担当してくれたりするのでおすすめですよ。

ほとんどの旅館やホテルで、前日、できれば3日前までにお願いしておけば、あらゆる食事の対応が可能です

どこの旅館でも、限られた食材の中で、出来る限り美味しいものを提供しようという料理人たちがいます

ですから遠慮しないでください

今だけアレルギーや敏感に配慮できない旅館なんてそう多くありません

アレルギーもベジタリアンも、わがままではない

Hapiness Food Vegan

旅館のスタッフは、あなたがご飯を美味しく食べてくれることがとても嬉しいのです

遠慮してリクエストをされないまま、 残飯の山で帰ってきたお皿を見るほうがずっとずっと悲しいのです

ただし、好き嫌いで「ピーマンを入れないでくれ」とかいうのはやめましょう

お連れの方に食べてもらってください(笑)

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