留学先で日本人とつるまない方がいい理由

留学

留学を予定している方の中には、不安でいっぱいな方もいると思います。

そんな時、頼りになるのは先輩留学生。

特に日本人同士なら同じ国出身のよしみで親切にしてくれることもあるでしょう。

自分の欲しい情報を共有してくれ、孤独な異国の地での生活を紛らわしてくれる頼もしい存在となり得ます。

friends

 

ですが、少しだけ待ってください。

日本人の先輩留学生を頼らず、なんとか自分だけで留学生活を楽しむことを考えてみてはいかがでしょうか。

なぜなら、その「頼もしい先輩方」は、あなたの留学を失敗へと導く存在になり得るからです。

 

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留学先で日本人とつるまない方がいい

英語で話そうとしない

カナダにいた時、日本人女性Sちゃんと知り合いました。

Sちゃんはイタリア語をすでにある程度習得済み。さらに英語のスキルを上げたいと真剣に考えカナダ留学した20代前半の女性。

彼女とはいつも英語で会話していました。まだまだ初級者なのに、外国人との交流に積極的で、私とも英語で話してくれる彼女を尊敬していました。

その後、私は東南アジアへの旅に出発。たまたまFacebookを開いてみるとSちゃんの投稿が一番上にありました。

私が真剣に英語力上げたいと思っているのに、日本語で話しかけてくる人がいる」という愚痴めいた内容でした。英語で書いてありました。

そこにすかさずAさん(私の知らない人です)が日本語でコメント

「英語だけで話すことってそんなに重要?私はカナダで出会った友達と、英語だけでは分かり合えない深い会話ができてよかった。柔軟さも大事だよ」とかなんとか。

Sちゃんは

深い話を母国語以外で話すのは難しいのは事実だが、簡単な会話すら母国語に頼るようでは上達しないのもまた事実ということ。長年英語圏に住んでいながら、それが理由で英語がまったくできない人をたくさん見た。

国籍が同じというだけで馴れ合い、逃げ場を作り合うのではなく、切磋琢磨できる関係を築くべきである。

としながらも

日本語で話すこと自体が悪いとは言わないし、年齢や目的、状況など人それぞれ。意見をもらうことによって新鮮な気持ちになれた。

とお礼で締めくくっています。

それでいて途中に

自分は色々な国籍の人と知り合うことでいい経験ができた。

ともコメントしています。

完璧な大人の対応にほれぼれしました。

私はSちゃんの投稿に対し

「あなたに大賛成。私も留学中に素敵な日本人の友達を作れたことはとても嬉しいけど、実際のところそれは私の目的ではなかった。

英語スキルを上げることが私の希望だった。

それに気づき、日本人の少ない都市に移動したことで、私は目標にグンと近付いた。

私はあなたが英語で話してくれることをとても嬉しく、誇りに思った。

いつもいつも深い話が出来ていたわけではないけど、それでも楽しく、いい友情関係を築けた。

たまに文化の違いについて話したよね、それはなかなか深かったと思う。

あなたの意見を批判する人もいるかもしれないけど、私は勇気あるあなたを尊敬している」

というようなことをツラツラと書きました。英語で。

上は意訳なのですが、なるべく正確に書きたいと思って、今その投稿を読み直しました。複数のコメントが並ぶ中、Aさんのコメントだけ見られなくなってました。

どうやらブロックされたもよう・・・。会ったこともないのに嫌われちゃった (´・ω・`)

Aさんからしたら、自分を批判されたように感じられたんでしょうね。Sちゃんを励ましたかっただけなんですが。

向上心のない人ほど他人の足を引っ張る

でも、こういうことなんです。これがいい例です。

Sちゃんのように英語上達にコミットしている人の投稿に瞬時に反応。食ってかかりいかに海外で日本人とつるむのがいいことかを力説。

「友情は正義」友達のふりして足を引っ張ろうとする構図ですね。

それで相手が自分の意見に納得しなかったり、他に擁護する人間が現れたら自分が非難されたと思い込みまとめてブロック。

Sちゃんを批判した彼女は当時、すでに帰国していましたが、留学中も同じように無意識に足を引っ張るような行動を取っていたのかもしれませんね。

頑張る人達を見ては「なに日本人同士で英語使っちゃってんの」「その程度の英語力でドヤ顔するなんて恥ずかしい」と笑い、上達して外国人の友人ができるようになれば「○○ちゃんはお勉強が忙しい、○○人(国籍)といるのが好きみたいだからから私たちなんかとは遊ばないよね~」と蚊帳の外に追い出す。まるで小学生。

他の人(特に渡航したての人)も異国の地でぼっちになるのは心細いから結局同じ穴に落ちる。あげく学校や留学エージェントに英語力が伸びていないとクレームをつける。

私が知る限り、ほとんどの人は現地人と積極的に交流しとても頑張っていました。

足を引っ張る人の心理

そんな中で取り残される人の心理は「自分だけが落ちこぼれたくない」から「他も巻き込めば自分は落ちこぼれではない」に変わるのかもしれません。

他人が上に行くと、自分が下に行ったような気がしませんか?自分は上がっても下がってもいないのに。だから他人にも下におりてきてほしい。自分が上に行くという考えは存在しない。

そういう人は自分だけを見てほしいですね。こっち見ないでよって思います。落ちこぼれるのは勝手、上達するのも勝手だと分かってほしい。

帰国する時、自分の英語力に満足できているならいいんです。自分はやり切った、努力したと思えるなら。それがその人の限界ってこともありますし。

別にいいんです。英語よりも大切な「仲間」に出会えたと本気で思っているのなら。

でも、海外で出会った人って、「日本人だから」親近感持てるってことありますよね?

日本人というだけでなぜか仲間意識が生まれ、つい話しかけてしまうんですが、日本で出会ったら友達にはならなかっただろうなって人ともわりと仲良くなってしまいます。

帰国後、何年も友情で結ばれている人って何人いますか?私はほとんどいません。

むしろ、違う国籍の人の方がメールに毎回返信してくれていますし、日本に来た時は必ず会いに来てくれる人が何人もいます。

 

自分自身の失敗から断言する「留学したなら日本人とはつるむべきではない!」

覆水盆に返らず

私はうかつにも日本人ばかりとつるんでしまった時期があります。そのために、貴重な時間を無駄にしてしまいました。

私の足を引っ張った人がいたとはまったく思っていませんが、自分自身の選択ミスをとても後悔しています。

渡航後4ヶ月くらいでシドニーからメルボルンに移り住んでからは、日本人との交流がめっきり少なくなりました。

それと反比例するようにグワー――――っと英語力が上がったのを感じます。

出会いは貴重です。でも、ひとつの国にたった一度だけ与えられるワーホリの一年間はもっと貴重だったと今、改めて思います。

最初で最後のワーホリだったのに。

今でもシドニーにいた4ヶ月の、あの頃の自分を責める気持ちが捨てきれません。

 

私が日本人とつるんでしまった理由

これは、はっきりしています。

自分の英語力に自信がなかったからです。

自信がなかったから、多国籍の留学生やネイティブと積極的に交流できませんでした。

そして、彼らからしか得られない生きた英語に触れるチャンスをみすみす逃してしまったのです。

日本では体験できない、英語漬けで頭がへとへとになるような体験と同時に、自分の世界が変わるようなスキルアップができていたはずです。

日本人とつるまなくても留学生活を楽しむ方法

信じられないようなスキルアップをしたい。

でも、留学早々ひとりぼっちはイヤだ。

それは当たり前です。異国の地にいて、孤独に耐えられる人なんてそういません。

じゃあ、孤独にならなければいいのでは?

留学してすぐ、ネイティブの友人を見つければすべて解決ではないでしょうか。

幸い、どこの国にも日本人というだけで興味を持ってくれる人はいます。日本のことを知りたい、日本に旅行してみたい。そんな人はたくさんいるのです。

そういった人たちと、一言でもいいから言葉を交わしてみましょう。

それには、とりあえずなんとなくコミュニケーションを取れる程度の英語力が必要です。

留学前に英語力を上げる。

英語力を上げに行くのに留学するのでは?と思われますが、英語力の基礎力が高いほど、現地で得るものも多いのは間違いありません。

何より、多少の英語力があることで日本人以外とも話してみようと、一歩踏み出す勇気が生まれます

「ある程度の英語力」は、さらなる英語力を身に着けるための重要なツールです。

 

留学で得られる本当のもの

talk with friends
言葉が100%通じなくても友情は芽生える

留学の本質は、学校での勉強ではありません。

「環境」にお金を払っていると思っていいです。

環境とは

「英語しか通じない!」と焦る環境

「8時間みっちり英語を勉強できる」環境

「アウトプットの場が日常に転がっている」環境

「自分の上達度をその日に確認できる」環境

これは駅前留学やWeb英会話では難しいです。

環境を買うために大枚をはたき、わざわざ海を越えたのに

自分から日本と同じ環境に逃げ込むって、完全にお金の無駄遣いではないでしょうか。

いつもとなりにいてくれる人は本当に「何でも話し合える仲」でしょうか?

できない自分を甘受し、耳触りのいいことを言ってくれるだけの人ではありませんか?

無能な者同士が寄り集まって、お互いの無能さに安心し合っているだけなのではありませんか?

もう一度考えてください。

その人は、本当に「今」あなたの隣にいなくてはならない人ですか?帰国してからではダメですか?

この質問に迷いなくYesと答えられないのであれば、少し距離を置きましょう。

「本当の友情」というものがそこにあるのなら、何も問題はないはずです。

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